1年間という月日の早さ


この写真はちょうど一年前にチビを撮影したものだ。写真を見るとそのときのことを如実に思い出す。この写真を見て私は、チビの成長のことよりも花粉症のことが脳裏に浮かぶ。というのは、この写真を撮影したとき、非常に強い風が吹いていて、鼻水がジュルジュルの花粉症重症患者であった自分を思い出すのだ。一年間というのは早いもので、特に大人になってから、いや、年々あっという間に過ぎて行く気がする。ついこの間、正月だと挨拶をしていたと思ったら、もう桜の開花を予想する時期になってしまった。充実した日々を過ごしているので後悔はないが、子供の頃の時間の経過は非常に遅かったと思う。時間の経過が遅いほうがよいときもあれば、それが都合の悪いときもある。ほとほと人間である自分というものにあきれてしまうが、今は時間が過ぎて行くのが遅いほうがいいと思っている。それくらいやりたいことも沢山あるし、何かをやる時間が非常に足りないでいる。かといって、先日あった会社の研修やつまらない飲み会などは「あ〜、早く終わってくれないかな」とさえ思う。最近思うことに、いくら人生まだまだだと思っていても、人はいつ終焉を迎えるかわからない。いつあの世に逝ってもいいように、毎日を最高で過ごしていきたいと思う。