鯖タンを作る

 懐かしい人の写真が出てきました!元気ですか〜?
ここのところカサゴ釣りではハゼやゴリなどの生き餌が一世を風靡していますが、カサゴ釣りの餌の元祖といえば、やはり鯖短ではないでしょうか。
実はこの鯖短作り、意外と難しいのです。自分で作って持っていったことのある人ならおわかりいただけると思いますが、上手に作れないものです。今日は、内木丸の内木船長から教わった、鯖短の上手な作り方を紹介します。
①まず、釣ってくるなり買ってくるなりした鯖を丸まんま冷凍します。
②流水で解凍し、表面が少々柔らかくなったらすぐに取り出します
③身を少しだけ付けた状態で3枚におろします。おろすと言うより包丁を使って身を多少付けたまま皮を剥ぎます
※残骸は頭と胴体に身がたっぷり付いた状態の鯖が丸々残るような感じです
④これを幅7mm、長さ3.5センチにきれいに切り分けていきます。で、完成!
※好みで塩をきかせて締めるとデロンデロンにならないで済みます
よく大きいものや身がたっぷり付いたものを持ってくる人がいますが、湾奥のカサゴ釣りではこのくらいのサイズが一番おすすめのようです。身が付いているとクルクル回転して、ハリスがよれてしまいます。大きすぎると仕掛けとのバランスも決してよくないですよね。
ほとんど身が付いていないヘラヘラした感じがおすすめです。皮面の光沢に食ってきますから、はっきり言って身はほとんど必要ないですね。
各自好みもあるでしょうから、絶対とは言えませんが、こんな風に作るのがおすすめです。お試しアレ!ゴリに負けず釣れるはずですよ。