初釣り アイナメ 飯岡・隆正丸

 ボンジュール千野さん&みちさん★初対面
先週の火曜日は悪天候。今週も予報悪く、いつになったら初釣りに行けるのかと、おしっこを我慢してむずむずするような毎日。体によくありません。そのせいか16日あたりからなんだか胃も痛く…まあ、釣りに行ったら治ってしまいました(笑)今回は、少々珍しい?メンツで釣行です。まず、お馴染み千野さんが我が家に、私の車で和光市まで走り、大橋名人御搭乗、そのまま上板橋まで走り、みちさん御搭乗。4人で首都高速の中台入口を入った頃には大橋名人の漫才に、千野さんが腹を抱える状態。いや〜、道中も楽しいです。そんな世界を夜中の2時半過ぎに作り出す釣り人のパワーって一体なんだろう?これも釣りの楽しみの一つ。私もこれまで一期一会、たくさんの仲間に出会いましたが、釣り仲間っていいもんです。今日も久々に古い釣り友達のミッキーから着信&メール有り、近いうち鬼でも一緒に行きたいな!と。
さて、そんな大橋名人の講話を聞いているうちに、飯岡に到着。板橋から2時間ほどでした。携帯でチェックすると犬吠埼は風速11メートル北北西の風。ん〜、厳しい予感。イワイソメを3パック購入し、いざ出船です。ちなみにイワイソメは購入です。1パック1000円します。この餌は高いですが、アイナメでは絶対的な餌。どんな特餌も叶いません。2パックを標準としていますが、一日真剣にやる人は必ず2パックでは足りません。予約の時に「イワイソ3パックお願いします」と言っておくと、受付もスムーズです。
 初物はこんな黒ちゃん♪28センチの良型です
定刻の5時半に出船。お客さんは総勢10人とこの予報&平日にしては満員御礼の札が下がる状態ですね。やはり、浅場の根魚は人気があります。港の口に行くと、少々うねりがあるモノの思ったほどではない感じ。航程15分ほどの飯岡前、通称「エビ根」で真っ暗な中で開始です。
すでにやむはずの雨はいっこうにやむ気配なく。ちょっと、寒い。ん〜、これで釣れなければ最悪の事態ですが、さっきまで賑やかだった3人も真剣に竿を出しており、なんだかそのギャップがまた楽しいモノです。
「ぶるるるる」・・・早速きたのは予想通りのドンコちゃん。暗いうちは彼ではなく、カサゴメバルに期待したいですが、船中アタリは遠いです。
しばらくして空も白んで、ポツポツアイナメからのシグナルが出始めました。思いのほか型がいいものが取り込まれ、どれも30センチほど。小さいモノで25センチ、大きいモノで35センチといったところです。3人とも本命を無事ゲット。私一人残されます。ハテ、な〜ぜ〜?と、そこにいいシグナル♪これは20センチほどのクロメバル。よしよし、まずは第2本命ゲッツでわ〜いわ〜い!が、アイナメは来ず、またしてもドンコ。千野さんは気づけば3本の良型アイナメをすでに樽に収め、一人汗・汗・汗の私。そこにまたしてもいいシグナル。お〜、引く引く。といっても、なんだかアイナメの引きではない。んでも、引く引く。取り込まれたのはでっかいクロメバル(写真)。ラッキーな一枚に、本命不在の樽も画になってきました。
 大橋名人の途中経過☆どれも30センチ級
千野さんが4本も取り込んだ頃にようやく私も「グングン」の引きで1本ゲット。わ〜いわ〜い♪少々小振りの30センチクラス。そのあと、1本とって…あ、そういうこと!と、少々アイナメの顔を見れなかった理由を発見。ちょっと釣り方変えたら、すぐに結果が出ました。釣りって、意外と前回の釣行が参考にならないものです。この辺は、後日にお話するとして、私が2本とったあたりからパッタリアタリが止まりました。
 アイナメが「グエ〜ッ!」大橋名人の握りしめの刑
潮の色は白濁りといったところで、ここのところのシケで少々底あれ気味なのでしょう。本命ポイントは「トッパ根」だよとボーズさんが言ってたりもしていますが、この陽気ではトッパ根までは行けないでしょうし、むしろこのくらい型がいいものばかりならばここで粘ってもらっても全然構わないな〜。なんて思いながらも、小移動を繰り返します。屏風ヶ浦寄りのポイントにも回ったりもしましたが、濁りが格段に強く、一流しですぐに沖へUターン。「ここであきらめたら、釣りは駄目なんだよね!」とは千野さん。しばらくして、大橋名人、みちさんと渋い中から1本抜きあげ。お、時合いがやってきたか?と期待。私も久々の1本。しかし、全般的にデキアイナメ(当歳魚)もなかなか顔を見せず、いい感じ。釣れすぎてもつまらないし、小さいモノが沢山釣れても困るので、個人的には今日のようなパターンは楽しい。
 出ました。40センチオーバー。初釣り成功♪
アタリの出方が変わってきた。朝方はあたれば、「ガクガク」乗ってきた感があったが、前アタリが出るようなシビアな状況。このへんは対応は得意なので、気のせいか周りの人よりも魚を取り込める回数が増えてきた。アタル→送り込む→食い込ませ→ききあげる→「グングン♪」そんなパターンか?皆、口を揃えて「上針に食ってくるよ!」そうです!私の経験では下針有利な感がありましたが、今日はほとんどが上針に食ってくるのです。
それこそんなそんなパターンで、一段と強い締め込みがやってきました。首振ってイヤンイヤンしているのが伝わってきます。道糸がみちさんのほうへ少々流れるので「オマツリ?」かと思いましたが、「オマツリしてないよ!」とはみちさん!我に返ると、そっか魚が走ってるのね♪と、久々にお馬鹿な私。船長もそれを見逃していなかったようで、「タモ、タモ〜」と走ってきてくれまして、結果的には隣にいた千野さんのタモに収まり、ホ♪ゴールデンの雄のアイナメ、41センチでした。
ドラマは最後の流しでした。なんと立て続けに2本ゲット。これは今日1番の快進撃。どちらも35センチクラスの良型です。千野さんにもいい引き!私がタモを構えたのですが、30センチクラスでしたので大丈夫かとタモをさげ、千野さんが魚を抜きあげようとしたとき…す、掬ってあげればよかった(泣)大変申し訳ないことをしてしまった。さ、最後の1匹。お、おまけにその1匹がいれば私と同じ10本で竿頭。あ〜、私は罪な男です。
 イエ〜イ♪
少々天候も悪く、渋い日に当たりましたが、楽しかったです。船宿でお昼に出して下さるカレーライスをごちそうになり、またまたワイワイ帰宅しました。あ、大橋名人は飯岡を出て5分で上板橋に着いた気分だったようですzzz(笑)