東京湾メバルカサゴ五目 羽田かみや・船橋内木

いよいよ、東京湾相模湾メバル釣りが開幕です。この釣りを待ちに待っていた方も多いはず!私も漏れることなく楽しみにしていた一人でありまして、早速リサーチに行ってまいりました。当初の予定を変更し(対馬爺が2日に内木にくるというので、まあ仕方ないので2日に同行してあげることに。ん〜、僕って優しい♪)1日に「かみや」、2日に「内木」に行ってまいりました。
 キャビンでのんびり朝食中の都築船長
さて、先に申し上げますが、1日の写真は携帯で撮ったこの写真しかございません。超極寒の超ドシャ降りの雨の中の釣行でした。まあ、釣りをしながら「お、俺は何をしているんだ?」と自分の行動を疑うような陽気でした。これを自戒の念とでもいうのでしょうか。
淳ちゃん船長の操船で定刻に出船。他のお客様は3名と上乗り2名(都築船長とミニモニ君。二人とも気さくで面白いキャラです)と私の計6人です。
開幕初日というのは、1カ所で粘るというよりも、各船ともにポイントのリサーチ的な要素が強かったりします。また昨年の解禁時にいい思いをしたポイントを探っていくといった感じもあります。まずは川崎沖のバース周りからスタート。幸先良くカサゴをゲットしますが、後が続かず移動。その後も移動の度にポツポツメバルが顔を出し、いいポイントにはまると連発もあります。私の隣の名人は、ポンポンとあげていきますが、まあ私はポツポツといったところ。それでも雨に打たれて釣りをしている輩にも天は何かを恵んでくれるモノで、40センチジャストのナメック星人ことアイナメをゲット♪黄色い雄のイカした奴でした。このとき反対舷では都築船長が良型のメバルを連発。中には尺クラスもおり、このポイントではミヨシのお客さんが32.5センチをゲット。羨ましいが私には20センチクラスがポツポツ。あんまり上手に釣れない私に淳ちゃん船長も一喝(笑)「メバル釣りって奴は仕掛けを動かしちゃ〜、釣れないよ!」…いやいやおっしゃる通り。以前、浦安吉久の名人野村さんも今回ご一緒した羽田かみやの名人さんも仕掛け投入後オモリを着底させ微動だにしません。見ていると、たま〜にオモリを浮かせて移動させるだけなんですね。簡単なようで真似をするのはなかなか難しいんです。
いろんなポイントを探っていき、私も良型のメバルをポツポツゲット。幅広の良型に少々ニンマリ。ミニモニ君も40センチクラスのアイナメをゲットし、皆さんクーラーは上々な状態。とにかく雨・雨・雨!すごすぎて1時半に早々に納竿です。個人的にはメバル釣りの基本を確認した一日でした。釣果は22センチから27センチを16匹。22センチ以下が7匹といったところでした。
 朝日に映えるボーズ逃れ氏
かわって2日は、船橋内木。昨日は船長宅に泊り、船宿HPのリニューアル。船を操船出来るだけでは船長になれない今どきの船長!お疲れ様です。雨もやみ青空が広がるいい天気…かと思いきや、北風ぴゅーぴゅー♪の怪しい陽気。ん〜、メバルは凪を釣れっていうんだけどなぁ。今日はお客さん7名に某誌沖藤さん&某誌新人ウッチーこと内山さんと私の10名で出船です。あ、もちろんお馴染み対馬爺も…隣で竿を出したニチスポさん、ボーズ逃れさん、本当にお疲れ&ご苦労様でした(笑)
 コンディションのいいメバルが目立ちました
風荒む中、今日は東のポイントをリサーチ。リサーチするには少々厳しい風とうねりです。1投目から某爺とボーズさんにアタリ。ボーズさんはいつも通りお魚のお口に針をかける前に優しくリリースし、某爺が29.5センチの幅広メバルを幸先良くゲット。ん〜、なんだかんだ言っても釣るんだよな!その後ボーズさんがフッコを釣り、船中おとなしく移動。「たるませ釣りで結構型が見れるポイントですから、少々たるませて見てくださいね!」と船長。この釣り方は私も得意ですが、うねりの高いときなどは特に有効です。
船中ポツポツと型が出るも続かないので移動。
 日暮さんとワイワイ楽しかったです
この頃になるとだいぶ風もやんできて、海も落ち着き釣りやすい♪少々釣れっぷりも盛り上がり、皆さん樽に魚を追加していきます。全般的に中型主体も、コンディションのいい魚が目立ちました。そんな中、たまにダブル掛けに成功する人も出てきて、追い食いを狙う釣り人も…まあ、私もその一人。思った通りに追い食いしてくると嬉しいモノです。
ひときわ大きい引きに沖藤さんのロッドがしなり、ウッチーの差し出すタモにナメック星人がドカ〜ン!!41センチの雄でまたまたイカしたナイスガイでした。
 この人、体がデカイので魚が小さく見えます
今日は日暮さんの邪魔をしながら釣りをさせて頂きまして、迷惑なのに迷惑そうな顔一つせずに優しい日暮さん。私の邪魔をかわしながら上手に竿頭をゲットしておりました。
後半は大きく移動し西のポイントへ。こちらでまたまたいい食いを堪能し、ウッチー、日暮さん、ボーズさんの3人は入れ食い状態。全体的に胴の間有利の状況でした。以前は左舷のミヨシを競って確保していたメバル釣り師たちも、最近は胴の間を好む状況。私のような気の弱い奴がミヨシに追いやられるのが実情であります。右左はあんまり関係ないですね!釣り座によってなるべく釣果にムラがでないように船長も気を使って操船していますよ。
さて、後半に「コツ」から次第に「ドシン!」としたいいアタリを乗せて、明らかにどでかいアイナメの引き。グイングイン♪き、きた〜★と思うも5秒ほどの幸せ。ふっと軽くなりさようならしてしまいました(泣)「あ〜」という私の雄叫びが東京湾高く響き渡り、皆は喜ぶ図。バラした直後に沖藤さんと目が合うも、彼の目は、「ふふ、俺はとったけど、あんたは駄目ね!」って訴えてました。く、悔しい〜〜〜〜
 なんだかんだでクーラーはいっぱい
ということで楽しい釣行も終わり、気づけば結構な数のメバルがクーラーには収まっていました。個人的には全然納得のいく状況ではなく、まだまだ腕の足りなさを痛感した2日間でした。基本から外れたスタイルを試していくうちに、次第に釣果も低迷する私のメバル釣りスタイル。少々しばらくは基本に帰って釣っていこうかなと思いました。
状況ですが、まだまだ開幕2日目でなんともいえませんが、魚は結構いるようで、時合いとポイントにはまったときに、バンバン釣っていくのが数を重ねるコツかと思います。型は全般的に中型主体で、金魚のような小型は少ない気がします。反面、良型も出るところでは出るといった感じで、今後に期待はしていけると思います。いい時もあれば悪い時もある冬場の浅場の釣りですので、一日のんびりと釣りを楽しむつもりで釣行すれば、少なくとも坊主はないのでいいかもしれませんね。
同行した皆さん、お疲れ様でした☆