オニカサゴ 早川港・坂口丸

坂口丸 http://www.geocities.jp/sakaguchimaru/ ちなみに私の写真も船宿HPに出てました♪
 
今日はボンジュール千野さんとのお休みがあったので、一緒に鬼退治に釣行しました。当初、こうゆう丸が始めた剣崎沖の根魚五目に行く予定でしたが、西風強風の予報だったので風裏のありそうな小田原方面へ足を伸ばしてみました。以前も一度お世話になったことのある早川港の坂口丸です。イカで有名な船宿さんですね。
 初ヒットはカンコでした
航程10分ほどの江の浦漁港沖でスタートです。このころはたまに吹き下ろしが降りてくる程度でいい凪だったのですが、次第に強風強まりバッタンバッタン海上での釣りになりました。1流し目からいいシグナルが竿を叩き、大したファイトもなくまあまあサイズのカンコちゃんをゲットしました。結構カンコ好きなのでルンルンです。
 ロッテ「子アラのマーチ」(笑)アラの子供です
しばらくして仕掛けを回収するために巻き上げようとした竿先をガタガタと叩く大げさなアタリ!オニカサゴのような引きを見せながらあがってきたのはなんとも小さな「アラ」です。水圧負けしているので逃がすわけにもいかないのでキープしましたが、体長30センチほどのおこちゃまです
大トモのおじさんが700グラム程度の本命を手にして俄然やる気も出ましたが、こちらの餌をくわえてくれるのはノドグロカサゴのみで、そのうちアタリもすっかり遠くなり、増してくるのは風と波ばかり。こんな時は飯だとばかりにカップヌードルをズルズルズル〜〜〜
昼前になって底を漂わせた仕掛けに「ゴン!」っと明確なアタリ。少々食い込ませてガツンとヒットです。ドラグを滑らせるちょっといい引きに鬼なら良型を確信して巻き上げます。途中も随分と泳いで竿先を叩いてくれるので、結構引きを堪能できました。千野さんにタモを用意してもらい、水面にあがってきたのは紛れもないデカ鬼。少々沖目に浮いてしまいドキッとしましたが、無事千野さんの構えるタモに収まりゲット完了。後検量45センチ、1.6キロのなかなかサイズでした。やったね、ルン
 得体の知れない大物ヒット!!!手巻きでgo
そして本日のクライマックスがゴゴ〜ンと竿先を…ま、またミズダコ?リーディングX82を命一杯曲げて、手巻きでグイグイ巻き上げます。やっぱりこの竿は強いですね〜。それで、スゴイモノを釣って皆さんに平謝り。ビシ付き120号オモリ&天秤、PEライン○○メートルとまあ、生物反応に感じたのはこの糸のせいなのねん(泣)
 なんだかいっぱい釣れちゃいました
気を取り直して後半も真剣勝負。途中睡魔に襲われ10分ほどキャビンでお昼寝するも、そんなグータラ釣り師の私にも神は微笑んでくれました。底ベッタリで誘いをかけながらじっくり漂わせた仕掛けに「ゴツゴツ」のシグナル。食い込みを待って乗せるとそれなりの重量感を感じ、またまたにっこりな私。あがってきたのは1キロ弱のこれまたいいサイズのオニカサゴでした。ん〜、今日はできすぎ!カンコ2匹でストップしている千野さんも羨ましそうで、ますます気合いも入ります。
気づけば船中1匹だけ1.9キロの大鬼も出まして、やるな!小田原沖のオニカサゴってな感じでした。結局、強い風は1日中吹き続けるも、私は納得いく釣果で竿を納めました。
今日は食いも非常に渋い上、雑魚のアタリも少なく、おまけに天気も悪かったので状況としてはとってもとっても厳しかったです。それでも満足いくサイズに出会えてとっても嬉しく、なんどもオニカサゴとにらめっこしてしまいました。
 
最後はせっかくのお魚さんで記念撮影です。千野さんは残念ながら鬼の顔は拝めませんでしたが(今後のボーズ保険のために千野さんに鬼は1匹譲っちゃいました)、しっかりカンコさん2つをキープしていました。
以前、食いの渋いときは小さめの餌の方がいいよと、ある船長が教えてくれたこともあり後半のほうは小さめの餌をチョイスして小さなアタリをゲットしました。
船宿ではかなりいい状態の鯖の切り身を配布してくるのですが、今回は自分で持ち込んだサンマの身餌のほうに多く食ってきた気がしました。
しかし、オニカサゴ釣りってやっぱりいいもんです。釣って楽しく、食べて美味しいですから、これからも積極的な釣行を重ねていきたいと思います。
いやいや、1.6キロはやっぱり嬉しいです。1年分の運勢を使うくらい、状況的には渋い日にいい釣果を記録できました。顔面をジュルジュルとしゃぶって食うのがちょっと楽しみです。