カイワリ五目→シケで変更小坪南沖のオニカサゴ 小坪港・椿丸


椿丸→http://u-tsubaki.co.jp/
今回は釣り仲間とワイワイカイワリ五目に出陣です。…と、予定したまでは良かったのですが、朝の時点で洲崎13メートルの風を保安庁のHPが表示。ほとんどデカカイワリをあきらめた状態で、nobu君を迎えに行き一路小坪港の椿丸へ釣行してきました。港は良い凪ですが、やはり…「とりあえず、城ヶ島までいってみましょうか?」と椿船長。しかし、どうせドンブラコでしょうということで近場に変更。「アマダイへ・・・」しかし、鯖短なども各自持参してきたことと、沖の風を考えオニカサゴを希望。船長、快くオニカサゴで出船して下さいました。このへんの鬼なら同じポイントで鰺なども釣らせてくれるだろうと…「ハイ、では餌の鯖も釣れるポイントからやっていきたいと思います。鬼狙いの人は下から1メートル位を、鰺狙いの人は下から4メートル位を狙って下さい」ということで、各自やりたい釣りでスタート。こんなスタイルもまた椿丸のいいところ。今回の同行者は4名。左舷ミヨシから反時計回りにミッキー、イブちゃん、ボーズさん、オイラ、nobu君の5名。ミッキーはウィリー、イブちゃんは鰺コマセ、ボーズさんも鰺コマセ、オイラは鬼、nobu君も鬼でスタートです。
1ポイント目からボーズさんに良型のマアジゲットで幸先良くスタート。イブちゃんも鰺、ミッキーも鰺、上乗りさんも鰺と皆さんいい鰺をゲット♪旨そう〜。私は船長と少々会話をしながら、コツコツと鬼を攻める。ボーズさんの「うぉりゃ〜」と船上に鰺を抜きあげる光景に大笑い。相変わらず面白い釣り師です。そのあとは、シキシマハナダイに、大本命の鯖で鰺は遠く何処へ…
 いや〜、あっさり釣れて自分でビックリ
場所を変えて第1投。しばらくして、小さなトラギスの様なアタリで竿先が「ぶるるるる」と。少々竿先を送り込んで待つこと10秒「コツ♪」これは明らかに鬼の前アタリ。オモリを底に付け待つこと5秒でそ〜っと竿先をあげてくると「ゴン!」少々古いが「タンスにゴン!」「グン、グン、ぐーん」で乗りました。キターーーーー!!!ボーズさんの仕掛けがオマツリしている様だが、あがればかなりの大物を確信して、のんびりリーリング。途中もナイスな締め込みに「残り10メートルになったら教えて下さいね」の船長のタモに納まったのは44センチ、1.6キロ(こんなに目方があるとはおもわんだった)のナイスなデカ鬼でした。
 イブちゃん、初鬼ゲッツ☆
しばらくして、「右トモでも食ったようですよ」と船長。こちらもなかなか良型なオニカサゴ。イブちゃん、初鬼ゲットおめでとうございます。
このころには気づけば全員鬼狙い。船上もヒートアップしてきました。
しかし、海というのは難しいモノで、この辺で潮も止まったのか、北風が身にしみる船上に変貌。餌が綺麗に残ってくる様になってきました。
最深で180メートルくらいまで浅くて90メートル強くらいまで攻めさせてくれましたが、深場は全く駄目な感じ。「浅いほうが食いそうですから、最初くらいの水深でやってみましょう」ということで、後半は120メートルラインでしきり直しです。
 デカどんこ連発!!なぜか同じ人ばかり
しばらくして、怒濤の入れ食いタイムに突入です。まずは、ミッキーがデカドンコ、nobu君もデカドンコ、またまたミッキーがデカドンコ、ボーズさんがチビ鬼とドンコ、nobu君デカドンコ、ミッキーはデカドンコW…ドンコの巣にはまりました♪この型なら文句なしのデカイドンコです。大きいモノで40センチクラス。
nobu君のドンコの写真を撮っていたら、底を這わせ気味にキーパーにセットしてあった竿が、「スコ〜ン!」と海面に刺さりました。「あ、あたった!」竿を手に持ち替え、軽くアワセを決めると魚の引き。アイナメが首を振るような、それでいて少々鋭敏な、何だか変わった元気な引き。ま、引きが楽しいのでいいが、何が付いているのか予想も付かない。あれれ、これがオニカサゴ。イブちゃんと同サイズの良型です。イエ〜イ、ラッキー♪
そして、ドンコのラッシュは続き、ミッキーのクーラーはドンコ寿司詰め状態。なぜか私には1匹も来ず、nobu君も最後までドンコラッシュ。私にもようやくドンコが来たかと思うと、これはラッキーなアヤメカサゴ
残り30分、こちらから見ていても明らかに鬼の締め込み。ボーズさんに待望のオニカサゴ。初めての明確な鬼の魚信に、本人とまどいながら水面にオレンジ色の魚体を輝かせ、初鬼をゲット。ボーズさん、おめでとうです。ボーズさんの鬼写真を撮ろうにも、本人は鬼の棘に目が点で汗…汗・・・汗。「気を付けろよ!」とみんなに脅かされて、鬼は早々にクーラーボックスへさようなら。
残り10分もない頃、これで最後の投入かなと思いながら入れた私の竿先にまたまた女神。いい引きを最後まで堪能し、こちらはボーズさんと同サイズの鬼。北風吹き荒む寒い一日でしたが「これであがりましょう!」の船長の声で一同お疲れ様でした。
 ボーズさん、チビ鬼で棘切りの練習
寄港後、鬼の毒棘にビビリが入り気味のボーズさんに上乗りさんが処理を教えて、ボーズさんはチョキチョキ。外道のシキシマハナダイやトラギスをいただき(ありがとうございました)、片づけて船宿へ。ここで軽食をご馳走になりながら、みんなで次の釣行に胸を膨らませてきました。
 3匹揃うと鬼は圧巻です
30〜44センチを3匹、アヤメカサゴ1匹、外道はなしでした。今日も鬼は微笑んでくれたので、またまた美味しく鍋を堪能できます。ボーズさん、ミッキー、nobu君、イブちゃん、お疲れ様でした。また一緒に遊んで下さい。
〜おまけ写真〜
 ←鬼で鬼 
 ←私の大好物、少々の刺身に鬼肝&鬼胃袋☆絶品