豪雪地帯の春を歩く

海もいいが、山もいいものです。私のブログではとかく海の話しが多くなるモノですが、たまには里山の写真もいいのでは…と、普段から忙しい方々へ…萌える緑をご堪能下さい。
<穴藤にて>
ふきのとうも残雪の合間から顔を覗かせ、
  
願ってもない残雪に子は夢中になりました。豪雪地帯で知られる新潟県津南町の山間。穴藤という婆さんと叔母のふるさとです。雪とTシャツがアンマッチです。
 
村落につながる道は一本の吊り橋で、この揺れる吊り橋を車で渡ります。
  
 
津南町を更に北上すると松之山温泉という山間の温泉があります。重厚な匂いのする温泉は、温泉好きには堪らない香りでした。
 <美人林>
松之山町にあるブナの森。「美人林」と呼ばれ、キツツキの奏でる鋭角な鼓音が空高く響き渡っていました。
 
ブナの木の1本1本がまさに芸術品であります。こんな自然がまだまだ日本に残っていることを幸せに思いませんか?

ブナの林は落ち葉に包まれ、木々の間隔がかくれんぼにはうってつけであります。
 
溶けた雪の合間から、つくしんぼがたくましく突き出ていました

ちょっとした湿地に村の方が植えたのでしょうか。水芭蕉も綺麗に咲き誇っていました。こうやって咲いている水芭蕉を私は初めて間近に見ました。

周りの人を笑わすには十分なキャラクターが自慢の我が息子も、雪に夢中でありました。
 <竜ヶ窪>
津南町に戻り、名水わき出る「竜が窪」へ。木々の合間から見える沼の情緒は最高でしたが、訪れる皆さんは水を汲むのに夢中でした。
 
米処、新潟!広がる田園風景は、ちょうど田植えの時期を迎えておりました。
 <見玉不動尊
先ほどの竜ヶ窪とはまた違った美味しい水を堪能

一日に数本しかない飯山線も、今はワンマンの綺麗なディーゼルカーで、昔の趣はありませんでした。しかしながら、単線を走る1両のローカル線はどこか懐かしさを覚えます。