マズメカサゴ 船橋港・つり船内木

 市原さん!釣りっぷりがお見事でした☆
私の常宿「内木」さん!ちょっと面白いスタイルがあるんです。知ってる人も多いでしょうが…「リクエスト乗合」というもの。「お客さんが指定した釣りもの&釣り方で乗合船を出船。企画者は必ず連れを4名は集めよ!!」というもの。んで、まあ、連れなんて全くいないのですが、「マズメカサゴやろうよう♪絶対連れるよぅ」と無理矢理船長にスケジューリングさせたのは、何を隠そうこの私である。
数を釣るのではなく、思い出に残るようなデカイカサゴを釣りたい。その思いを湾奥で実現させるための近道は、この「マズメカサゴ」だと思う。昨年、この船宿でプチブレイクしたこのスタイルであるが、まだまだ「カサゴ釣り=数釣り」という認識を持っている方々も少なくない。この先入観を打ちのめしていただかないと、デカイカサゴは射止められない。私のスタイルでやれば、アタリも通常のメバカサよりもずっと少ないと思うし、周囲で連れ盛るメバルの釣果もあまり望めない。けれど、釣れればそれなりの型が出る。私の目標は35センチの本カサゴなのじゃ。
 たまにはこの人の写真も…対馬
さて、6月22日(木)のこと。平日だというのに、10名ほどのお客さんが集まり、リクエストした身としては非常にありがたかった。結果から言えば、今回の状況がすこぶる良かったので、船長もたまに通常乗合で出船させるよ、と言ってくれた。これも、ありがたい。
13時過ぎに出船。航程50分ほどの木更津沖がポイント。今日はさっきまで目と鼻の先で潮干狩りをしていたので、何だか不思議な感じ。水深は10m前後か。非常に浅い。天気予報も外れて、凪の明るい曇り空。今日は「僕の大好きな対馬爺」の隣♪…「オレの隣でやれ!」と席を指定された(笑)…で、いきなりそこそこサイズをポポ〜ンと釣られて、仕方がないので↑の写真を撮ってあげた。
 しょっちゅう竿を曲げてました。中村さ〜ん
私はミヨシ寄りにいたので船中が拝めました。釣り座に関係なく釣果は出るのですが、船中半分くらいの方々に集中してデカイカサゴやメバルがきます。…そう、これがマズメカサゴなんです!!細かいことは自分で考えてもらうとして(ここが釣りの面白いところですからねぇ)、「・釣り方 ・餌 ・仕掛け」などなど、これらがデカカサゴのお気に召すように釣らないと駄目なんですぅ。もちろん、メバル狙いも可能でして、私の隣の安田名人は、終始メバルスタイルでメバルの釣果は船中トップでした。こちらは中型主体でしたが、たまに大きいのも軟調メバル竿を絞り込んでました。メバルをバリバリ釣られる横で私や対馬爺にデカイカサゴがあがるのを見て焦ってしまったボーズさんは、いろいろ試行錯誤していましたが、デカイカサゴを釣るための何かを忘れていたんですね。次は頑張ってください。答えは簡単…自分の経験を信じてカサゴを狙ってください!
 大西ジーの釣果の一部(持ち帰り分だそう)
明るい海→夕方の海→日没後の暗い海…状況が大きくこの3パターン楽しめるマズメカサゴ。ずっと、同じことしていても同じように釣れなくて、その時間帯の状況をしっかり把握する事が大事です。終始、ほぼ同じワンパターンで釣りつづけた私と爺は夕方の1時間くらい、他の人に比べて釣果が伸びませんでした。ちょっと、反省っす。
細かいことは抜きにして、やっぱり楽しかったですが、数は数えてないのでわかりません。対馬爺と二人で40匹ほどでしょうか?小型は1割、中型6割(24センチくらい)、良型3割(25センチオーバー)でした。↑の写真は大西ジーの釣果でして、右にあるゴッツイ奴がこの釣りの本命です。こちらで29センチくらいかと思います。
 このバットデカイデスカラネ〜♪
私の顔もこのようにほころぶ納得サイズをゲッチョしてきました。デカバットに4匹しか入りません(笑)
総括ですが、根掛かりは仕方ないですね。私の使用した仕掛けは6パックです。根は荒いです。状況次第でオモリを浮かせていても底に付けていても釣れました。餌は自分で捕ってきた特餌。魚のコンディションも良くて、肉厚でした。血抜きをして締めて持ち帰ることをオススメします。
今回は尺超えがギリギリ出ませんでしたが、細ハリスで抜きあげるのが不安なサイズは結構出ました。一番上の写真の市原さんは、良型も多い上にメバルカサゴ混じりで37匹の釣果でした。数勝負ではないですが、上手い人はそんな感じの釣果になると思います。それでも1桁釣果の人もいますので、スタイルの勉強は必要ですよね。ジッと待つのも大事です。
内容としては大成功でした。金魚ちゃんが、小ボラを持ち込んでいました。この餌、暗くなってから凄くパワーを発揮しまして、終盤入れ食いを楽しんでおりました。いろんな特餌を楽しむのもいいと思いますね
〜おまけ〜
 FFヒラスズキ@金魚ちゃん
「ぷらり」のA級モデルの金魚ちゃんです。青空が欲しかったかな…