そこいらに生き物が

 nitta-kankou taketomi
もしかしたら、水牛という動物をまじまじと見たのは初めてかも知れない。朝早く、水牛はオジーやお兄さんに連れられて水牛車の貨車のところに連れていかれる。
夕方になるとそこいらに犬のようにつながれているので、間近に見ることができる。
「牛じゃないよ、水牛だよ」と犬の散歩をしていたおばちゃんが声をかけてくれた。
時にはハイビスカスの花を耳につけた水牛が道筋を練り歩く。
kondoi-beach
大潮の日。そうでなくとも浅いコンドイビーチが更に浅くなった。わずか30センチの水深にイソギンチャクが露わになり、いつもは水に浸る岩場が潮溜まりを残してむき出しになる。
生き物が大好きな私にとってはパラダイスな時。僅かに残された水間をシャコが蟹が魚が逃げまとう。
「ニモだ!ニモだぁ!」マスクなどしなくともカクレクマノミとイソギンチャクの共生を見ることができる。