夏休み〜第2弾〜新潟県津南町にいってらっしゃい

私の母親のふるさとなのが新潟県津南町。この冬の豪雪で一躍有名になった町の1つです。「津南に行きます!」と告げれば、最近の人は「あ〜、新潟に行くんだ!」とわかってくれますが、以前はそうはいかない田舎の山里です。苗場山の北方にある米処でございます。
明け勤務を朝の9時に終えてとっとと帰宅。さっさと私の住む埼玉県の志木市を出発し、関越自動車道をスイスイと塩沢ICへ。そこから少々山を越えて清津峡でおにぎりタイム。ウオーミングアップに虫取りなどしてそこそこ遊び、更に30分で津南の中心に到着です。志木から距離にして200キロ少々でした。
今でも親戚の方々が住んでいて、遠い親戚にあたるオバさんが一人で暮らしていらっしゃることから、今回はそちらにお世話になりました。
JR飯山線津南駅からほど近い「押付」という集落であります。
 
あいさつもそこそこに辺りをフラフラ。空を目上げるとたくさんのオニヤンマを発見です。これぞトンボの王様!なんとしても父親の面目を保つために捕獲しなくてはデス。…で、ホホホ、まあ上の写真で見ますと、チビが捕ったかのように見えますが、エヘン、私が捕りました♪

私の遊びのテーマは「何もないところで何かを創って遊ぶ」ことでして、そんなこんなにこの町はピッタリなところです。到着2日目。オバちゃん宅で美味しい朝ご飯をご馳走になり、少々山奥へ走りました。まずは「川遊び」!ガイドブックも何もない中、チビと遊ぶのにピッタリの川を探します。ここか?ここはどうだ?ここ??たくさんの川から私がチョイスしたのは、穴藤に向かう途中にある太田新田の手前にある小川です。これが正解★「綺麗、冷たい、遊びやすい」の3拍子揃った、最高のせせらぎでした。最近覚えたシュノーケリングで川を覗いて大はしゃぎ。あまりの冷たさに私は10秒で挫折の水温でございます。子供は凄い!!
 
川遊びも一段落したら…といっても2時間は遊んだでしょうか?いつも行くおそば屋さんでそばをすすり、次は穴藤で虫取りです。私はせっせと一人キリギリスの捕獲に乗り出しますが、なかなか上手に捕まらず今回は苦戦。ベースキャンプに戻ると、妻にキリギリスを捕獲されていて、何だか不機嫌な気持ち。プンプン、プライドが傷つき木陰で昼寝しちゃいました♪
 
押付というところは、駅からほど近いにもかかわらずとても自然が残されているところであります。津南の面白いところは、駅の辺りはあまり栄えていなくて、信濃川を挟んで橋を渡った川向こうの国道沿いが栄えているんです。役場を中心にまとまっている町といった感じです。
家には大きな池があって、30年は生きているという鯉やハヤが泳ぎます。毎朝こやつらに餌をあげるのがまた楽しみ。夜になるとホタルが舞い、川や田ばかりでなく、家の庭にも飛んでくるのです。ジャガイモが掘られ、枝豆が実り、トウモロコシがロン毛自慢をする庭はいるだけでホッとします。そこら中にいるカエルもいい遊び道具です。

押付というところは水の美味しいところで、お宮様に行くと美味しい湧き水を飲むことができます。そこら中に水が流れているので、汚れた手足をいつでも洗うことができます。沢ガニも捕れるし、川遊びもできる。田や畦は緑でいっぱいで、沢山の虫もいます。クルマバッタ、ウマオイ、キリギリスにカマキリ、ショウリョウバッタにイナゴ。チビもすっかり虫取り上手になりました。あ〜そうそう、アオダイショウも2回、シマヘビも1回お会いしました♪…言い尽くせない、いいところです。
津南駅は「温泉のある駅」としても有名です。毎日お風呂はここでのんびり♪あ〜、しあわせな2泊3日の旅でした。見てないだろうけど、オバちゃんありがとうございました。