エビ餌のハナダイ五目・日立久慈港 日正丸

 出船間際はまだ暗いです
久々に一人でのんびり釣りに行ってきました。そういえば、ここのところ誰かしらと同行しているけど、以前は必ずといっていいくらい一人で行っていたモノです。寂しい気もしますが、たまには単独釣行もいいモノ。チビが産まれる前は、かみさんも一緒に行ってたりしましたが、今はマンズ行きません。茨城方面は私の家からの交通のアクセスが良いので、行きも帰りもスイスイです。片道1時間半で久慈港まで行けちゃいます。
ここのところ、重いオモリの釣りばかりで少々小気味イイ小物の引きを味わいたくて、あれこれ迷った末にハナダイ五目にしました。当地の鯛は手のひら級が多いのですが、引き味がよいので、うっぷん溜まった体にはその手応えが何とも堪らないモノです(ここのところ不運続きで少々心が折れ気味なんです)。
12月1日に鮃が解禁し、模様が非常にいいので出船する船宿を見つけるのも大変でした。
本当は友人のミッキーとアマダイ釣行を目論んでいたのですが、諸事情によりこんなんなりました(ミッキー、お大事に♪)
 餌の活き赤エビ
オモリ60号、船宿特性仕掛けの5本バリを使用。餌は、活きエビです。小振りのモノの方が食いも良く、大きめのモノは二つに切って使います。針にしっかりと通して、丸カイズの針の軸にめい一杯刺してやります。この辺が湾奥のエビ餌の刺し方と異なります。竿はいつもの73。水深60m程度ですのでリールは手巻き。今回はソルティガのZ20を使用しました。ジギング用のリールですが、手返し&扱いよく、最近は餌釣りで使用することも多いです。なんと言ってもドラグ性能がいいので安心です。
 おウマ様とW
沖上がり間際の1時間程度は食いが渋りましたが、終日ポツポツ釣れてきました。アタリが出たら、竿を立ち上げていく感じで良く、キュンとアワセを入れる必要はないようです。船長によると、秋のハナダイは春と違って追い食いはあまり望めないので、型が良さそうなら早々に巻き上げてしまう方がいいと言ってました。実際、追い食いを待ってもそれほど数珠掛けとはいきません。ウマズラハギも結構いるようで、上手に餌をとられてしまうこともシバシバ。一際大きなアタリはメバルとのことですが、私には当たらず、何故かミヨシのお隣さんには5点掛けありの8匹くらい釣れてました。ん〜、悔しい。
 大体こんな感じで食ってきます
茨城方面のハナダイで気になるのがサイズです。小さめの型が多いという印象を持っている人も多いかと思います。実際、、、私の釣果は43匹。うち、出汁にしかできないような笹漬けサイズは半分。20〜25センチクラスが半分。。。と言ったところです。が、が、しかしデス!隣の常連さんは、尺越えの良型をしっかり釣っておられました。さすがに釣り慣れているようで、他の方より良型の釣果が目立ってました。まあ、どの釣り物もそうですが、こうなるには通うしかありませんね。
 船宿HPより拝借
なかなかのサイズのWデスと、竿先を突っ込む小気味いい引きを堪能できます。今回、まさに私が味わいたかったのはこの手の引き味なんです!!キュキューン、キュキュ♪グイグイ、ググ♪っと〜!いや〜、楽しいんです。ホントに
 楽しめました
後半、ゴマサバですがサバも1本(てんで脂の乗っていないシケた野郎でした)。良型の鰺を1本。こんな嬉しい外道にも恵まれて、釣果は十分でした。そして、何より楽しみにしていた良型のウマズラハギも3枚釣れてニンマリ(いつも周りの人には釣れて私に釣れない外道のひとつ@椿丸)です。小さい鯛は、リリースしても生き延びないので、出汁用に数匹キープし、残りは反対舷のおじさんがもらってくれました。
さて、今回の釣行。正直なところ、なかなか楽しめました!しいて言えば、尺くらいのが5枚は欲しいところでした。船宿さんもオススメできます。沖上がり後には、ハナダイのアラ汁を出して下さり、温まりました。船の設備もよく、船長も気さくな方で、操船しながら隣で竿を出してました。ポイント移動中に立って歩いたりしますと怒られますのでご注意を!