LTアジをイッチョ前に考察

 最初の40分。アタリの無かったこいつも…
先日、LTアジに行ったのはひとつ前の記事の釣行記にアップしたとおりです。釣果は全て干物になり、冷凍した干物が2日にいっぺんくらい小出しになって出てきます♪ウンマイです。ウンマイのでレシピを紹介したいところですが、以前紹介したとおりの作り方です。まぁ、後日再アップしますので、これからの干物シーズンにトライしてみて下さい♪
ちょいと細かいことを言いますが、釣りに行くとたまに「つり情報」なる雑誌にレポートを提出しているのですが、レポートを出すときはどうしても詳しくココに掲載することを控えております。反面、今回は編集部の担当のウッチーより「かまちゃんのレポートは今回は用無しです」とお告げをいただいたので、好き勝手書くことが出来ます。
ということで、今回、LTアジに釣行して、船長からいただいた基本的なアドバイスと、私なりのアドバイスを長々と掲載しますので、お暇な方はこの先も!忙しい方はココまで!読んで下さい。
さて、今更タックルがどうこう、仕掛けがどうこうという事は書きません。まずは、今回担当して下さった「淳ちゃん」船長が、私の連れの初心者軍団に告げたアドバイスのイロハを解説を交えてご紹介したいと思います。
単純に、私が「なるほど」と思ったアドバイスは…
イカ短は、しばらく使ったら新しいモノに換えてね
・縮れた仕掛けは早々に換えてね
・棚は守ってね
…の、この3つ!!
まず、イカ短。今回はアオイソメも用意してくれたんだけど、今季の中ノ瀬のアジはイカ短で十分だと思いますよ。んで、しばらく使っているうちに、色も白くなってくるんだけど、食紅で染めて塩で締めてあるイカ短も、しばらくするとヘロヘロになってくるんですよね。そうなってくると、針にしっかりと止まっていないせいか、食い込みが悪くなって、アタリは出るんだけど針掛かりしないなんて事が増えてくるんです(ホントに!)。だもんで、しばらく使って、「あ、ちょっと白っぽくなってきたな」って思ったら、新しいモノに換えた方が、俄然食いが良くなります。言い換えれば「面倒くさがっちゃダメよ」ってことね。食いがいいからって、ずっと付けたままの餌を付けているとバラシが増えますよ。これ、実証済みです!
次に縮れた仕掛けの件。これはどんな釣りでもそうですね。今回のように、手ぶらできている人が多いときにその連中が陥りやすい事象なんですが、仕掛けが勿体ないとか、まだまだ使えるとか、そんな風に思っちゃうみたいなんだけど、針のチモト付近とか縮れてきたら、絶対に新しい仕掛けに換えた方が食いが良くなります。しばらく使っていると、「糸ヨレ」が取れなくなってくるんだけど、そんな風になった仕掛けも早々に新しいモノに換えた方が食いが良くなるッス。
次に棚!これは大事!!今回、船長は「50㎝上げて、コマセをチョチョイって振って、更に50㎝上げて待ってね♪」って言ってたんだけど・・・ようは、これって、魚の反応が「底」にベッタリだよって言っているわけですよね。こうなってくると、棚ボケして、ちょっと上の方で仕掛けを泳がせても全然!ホントに全然アジなんて食ってこないわけで、、、船長の告げた棚は、みんなでしっかり守ったほうが釣果も伸びるってもんです。雑誌なんかで「10㎝違うだけで・・・」なんて書いてるけど、それは大げさとしても、初心者の棚ボケは1mとか50㎝とかそんな風に大きくなるから・・・やっぱりそれじゃサバはきてもアジはきませんってばぁ。。。

で、この棚!棚なんですけど!これって、やっぱり結構難しい問題なんだと思うんです。船長に棚を指示されると、真面目な人はその棚に固執してしまいがちなんだけど、その「指示棚」でひと手間二手間をくわえてやると、釣果も伸びるってもんです。私なりに、「こんなことするとアタリが増えるよ!」ってなことを書いてみます
①上に誘う
・・・指示棚をキープしているんだけど、アタリが無いとき。そっと1mくらい仕掛けをききあげてやるんです。→→あら不思議!?ききあげている仕掛けに「くくくく」っとアタリが出ました→→→今回は、「上げ潮」が効いてきたとき、こんなんで連発しました
②下に送り込む
・・・指示棚をキープしているんだけど、アタリが無いとき。あらかじめ立て気味にしてあった竿先をそっと送り込んでやります。目安は50㎝から1m。→→あら不思議!?送り込んだ仕掛けが吸い込まれるように「グググ」っと締め込まれます→→→食いがいいときにアタリが遠くなったかな?って時にこんなんでアタリを出しました
③棚取りをし直す
・・・指示棚をキープしているんだけど、アタリが無いとき。あえて、ビシを再度着底させます→→あら不思議!?この動作をするだけでアタリがでました!この動作が誘いになったんですね!→→→下げ潮の時にこれで食うことがシバシバありましたが、いいところに針がかからないようで、これで食わせてしまうとバラシが多かったです。棚が合っていないところで食わせているからだと思います
・・・ビシを再度着底させて、再度棚を取り直し、コマセを振って…とすぐにアタリが出ることが多かったです→→これは下げ潮の入れ食いの時の私の食わせパターンでした。最初のコマセワークの時にはアタリが出ないのに、少しして再度棚取りをし、コマセを軽く振るとアタリが出る!このパターンで下げ潮の2時間の間に30匹くらい釣りました。激しくあたるときは上の針。ソフトにあたるときは下の針と判断し、食った棚に仕掛けを自在に操ると、W掛けもシバシバでした。アタリの出方で、食った針を見極める事は、数を伸ばすのにあたり必須条件ですぞ。
とまぁ、今後、LTアジに行く人の参考になるんだかならないんだかわかりませんが、今季の東京湾中ノ瀬のアジ釣りは絶好調ですので、お早めに楽しんできて下さい♪
外道のサバも丸々としていて旨そうですよ(私は1匹も釣れませんでしたがね)。
ということで、偉そうな能書きはこの辺でおしまいですが、基本に忠実に良かったら試してみて下さいな。