お土産が嬉しい

 処理前のメカブ。ビラビラのところだけ切って食べます
この時期、わかめの収穫が最盛期を迎える。無知な私は全然知らなかったんだけど、三浦半島東京湾側などでも育てていて、わかめを干す光景は春の風物詩みたいなものになっているわけだ。
港の脇で洗濯バサミにぶら下がったわかめが風に乗って揃い揃って揺れる様は、のんびりした港町の雰囲気を増幅させてくれている。私は、人間の作ったそんな景色が大好きである。
月曜日に久里浜港の網屋丸にお邪魔したんだけど、
「これ、良かったら持っていって」と新わかめを下さった。ベッコウ色のわかめが、さっと湯通しすると緑色に変わっていく。チビ1号♂にその様を見せてやったら、「へ〜!」って、ちょっとびっくりしていた。
思えば、私も子供の頃、わかめってのは緑色で海の中に生えているものだと思っていたものだ。これが、食育ってものなのかなぁ?
話は戻って、このもらったわかめの美味しいこと!ショウガ醤油で食べたり、おみそ汁に入れたり・・・最後の残りは今朝の朝ご飯でおみそ汁になる。釣果の鯛飯と一緒に、楽しみにしてるんだけど、想像したらお腹がグ〜ってなってしまった(笑)
わかめに喜んでいる私を見た船長が、
「これも好きなだけ持っていっていいよ」と差し出してくれたカゴには、メカブが山ほど!もちろん、袋一杯にもらってきて、しゃきしゃきコリコリで家族の胃袋に収まりました。新鮮って、幸せ〜