拝啓 槍烏賊 様 追伸

間近に見るとこんな奴
ヤリイカって奴は、マルイカを釣っていたり、エギをしゃくっていたりしても釣れてくることがあるんだけど、その足の短さが特徴。けれど、ベンケイサイズのマルイカなんかが釣れてくると、
ヤリイカ?マルイカ??」と首をかしげてしまうことも少なくない。
慣れてくると触腕の形状などで区別が付いてくる。両方釣れたら比べてみて欲しい。
最近は、千葉県沖のヤリイカの群れもやや北上したエリアにも姿を見せているけど、いまだに白浜沖〜洲崎沖は絶好調って感じ♪♪駿河湾の石花海のヤリイカも見逃せないんだけど、私自身が南房という土地が好きなだけに、何となく房総贔屓になっちゃうなぁ。南西風には弱く、北東の風には強い洲崎沖だけど、その北東も強いと出船は危ぶまれるから注意が必要ですね。
これまで私が乗ったことのあるヤリイカ出船の船は、勝山の萬栄丸、布良の良和丸、松栄丸の3軒。いずれも投入器完備でした。投入器があるのかないのかって、はじめてヤリイカに行く人には気になる要素だと思う。あとは、竿ですね。
先日も私の釣り仲間が、
「かまちゃん!ヤリイカを始めてみようと思うんだけど手頃の竿はないかねぇ?アジのビシ竿持っていっても大丈夫?」
と、聞かれた。ダメってことはないけど、やっぱり専用のヤリイカ竿があったほうが絶対に有利なのは確か。状況によっては、乗ったか乗ってないのかすら判断が危うい乗りをキャッチしないとならない状況に陥りますからね。
ダイワやシマノヤリイカ竿は、私のような庶民には到底手の届かないお値段でして、それは私の釣り仲間のほとんどが同じ状況。ガチガチの先調子なんか買ったら、それこそ他の釣りへの汎用もきかないし、竿のセレクトって難しい。
個人的には、ヤリイカ竿は、いろんな釣りに行きたい人は8対2調子のやや胴に乗るタイプがいいと思う。なぜなら、オニカサゴなどの根魚釣りにも使いやすいからだ。
何にしても、釣行した日のヤリイカのご機嫌がよいことが一番! ・・・5杯で竿頭になったこともあったなぁ(笑)
 我が家のドタバタコンビ
この小さい方がもうすぐ1歳になる。こんなに小さかったのに、早いものだ。ヤリイカの角をいたずらして、イカが乗る前にこいつが乗ってしまったことがあった。子供のいる家庭での仕掛け作りはご注意下され。