魚よ！そして、人よ！ありがとう

　　　　　　　
今年は、もう釣り納めになりました。チビ１号♂も冬休みに入り、仕事も立て込んでいるので、大人しくこの一年の釣りを振り返ることにしました。
私は、釣りが好きというよりも、魚が好きで釣りをしています。釣った魚を料理することは、それ以上に好きかも知れません。料理した魚を美味しそうに食べてくれる家族がいるから釣りに行っているのだと思う時もあります。もし、一人で暮らしていたら、私の場合は、これほど沖釣りにはまらなかったかもしれません。
でも、今は、やはり釣りが好きで、釣りがなくなったらふぬけな男になってしまうやもしれません。パチンコ屋がお友達になるでしょうか…。
一期一会とは、一時流行った言葉ですが、今年も思い出に残る魚との出会いがたくさんありました。一月の初めから、良型のオキメバル（ウスメバル）を５０匹以上釣り、大きなクーラーを満タンにして帰ってきました。大して経験のない満員のヤリイカ船で竿頭になったり、大きなマダイを手にすることもできました。今では６才になったチビ１号♂もたまに連れていくことができて、安田丸、萬栄丸の午後船では、船長や船宿のスタッフの方にかわいがってもらい、実に思い出深い親子釣行もできました。
今ひとつ腕の上がらないカワハギ釣りでも、各地で竿を出し、その地域性による特色なども知れ、とても勉強になるシーズンを過ごせました（次号隔週刊つり情報の「ゆるハギ」と来年２月１日号の「ガチハギ」は、私が担当させて頂きます。お暇な人は買ってやってください）。
もともと、コマセの釣りが得意ではないというか、変な偏見もあって、コマセの釣りをあまりやってこなかったのですが、やってみるとどんな釣りも楽しいもので、ウィリーやカラーフックを使ったシャクリ釣りやコマセマダイにはハマり、奥の深さを感じつつも、気軽に楽しんで参りました。
　　船宿ＨＰから拝借　
おかげさまで、納竿の萬栄丸のイナダ五目では、キロ級の石鯛を筆頭に、小型ながらもマダイやたくさんのイナダ、大アジ、当地では美味しくて重宝される大きなマルアジなどの五目釣りを堪能しました。
魚ばかりでなく、たくさんの船宿スタッフやアトリエぷらりのお客様も含むアングラーの方々との出会いも多く、教わったことは山ほど！充実した時間を過ごすことができました。
私は、もともと、一人で大人しく釣行していたもので、釣りにかかわる友達などいたわけはなく、こうして一年を振り返ると、いろんな方のお仲間に入れて釣行させてもらっていたものです。
中には、名人＆達人も多く、イカ釣りの伊東師匠。小物釣りの遠藤師匠。深場釣りの蓮見師匠。知らないこと、わからないこと、いつもメールなどでいろいろ教えて下さり、本当にありがとうございます。名人や各地の船長の受け売りの情報で生きてきたＢ級釣り師の私としては、まさに恩に着るの一言でございます。