イサキの味噌漬け

 片貝の二三丸流☆です
釣れたイサキ!大や中は、刺身や塩焼きなどの料理にしたり、ご近所への配給でよその家に流れていきます。
小さなものが残るのは必然なのですが、私はこの「小さいイサキ」を喜びます。10〜20匹もあればいいのですが、味噌漬けや塩締めにするからです。
味噌漬けは、片貝の二三丸でひげ船長からハナダイの味噌漬けの仕方を教わった方法でやり、塩締めは洲崎の早川丸のおかみさんと親方に教わった方法でやります。
前回は塩締めをたくさん作って楽しんだので、今回は味噌漬けにしました。
 私はガーゼなど使いません
味噌床は簡単で、「味噌をみりんで溶く」だけ。味噌はダシの入っていない信州みその白。これをみりんでやわらかくなるまで伸ばします。
エラと内臓を処理したイサキにこの味噌を塗りたくって漬けておくだけ。腹の中にも味噌を入れるのがミソです。魚からうろこは取りません!
これを3日ほど冷蔵庫で漬けておき完成。食べきれない分は小分けにして冷凍します。
焼きあがったら、うろこつきのまま焼いた皮をベロンと剥がして食べます。食べるのは身だけですから、丸焦げになっても大丈夫です。腹の中に入った味噌は、魚の旨味と相まってご飯に付けて食べるとこれまたウンマイです。
まあ、これが二三丸さんで教わって、私が多少アレンジはしつつ実践している味噌漬けであります。
 刺身は炙りが一番好き
さて、大きい方のイサキですが、お刺身はもちろん美味しいデス。抱卵中ということもあって、それほど身に脂はのっていませんが、しっとり&甘いでウンマイです。
私は、炙りが好きなので、皮付きのまま炙って食べます。脂乗りが少ない時は、ポン酢で食べても美味しいデス。ゆずコショウなんてあったら最高デス。
 白子・・・食いきれね〜
真子は筍と身のアラ(カマのところ)と一緒に煮つけにし、白子は「焼き白子」にしました。
焼き白子は、アルミホイルの上に白子を並べ、ほんのちょっとの酒を振りかけでオーブントースターで焼くだけ。これに薬味を添えてポン酢で食べます。
ウンマイんだけど、一人でそんなに食えるもんでもありません。ゲプッ… 贅沢ですが(笑)