クロソイの気持ち


ライト泳がせでクロソイを狙っていると、いつも私が思うこと。それは、投入からしばらくの沈黙をおいて、当たり出すと突然バタバタと当たることが多いということ。船中ダブルヒットやトリプルヒットなんてことが目立つんですよね。もちろん、一日を通してぽつぽつと顔を出すこともあれば、全然だめなときもある。では、それはなぜ?
本当に私の勝手ではあるが、クロソイに扮して考えてみることにしました。思うに、そんなときのクロソイは、集会していると思うんですが・・・
「いや〜、今日も暇だねー」
イワシもいねーし、腹減ったけどこんな時は昼寝だよ昼寝」
「お、なんか落ちてきたぞ」
「お〜、イワシだよ、イワシ!」
「なんだよー、こいつら変な感じだよ?いつもはバーッとまとまってくるのに、ポツポツと泳ぎやがってさぁ。はて、みーんな弱ってる感じだよー」
「でもよ、イワシイワシだし、食いに行くべよ!」
「いや、なんか怪しいぜ」
「だ、誰か食ってみろよ」
「なんだよ(怒)誰かに試し食いさせようってのかよ。随分卑怯じゃねーか」
「そうか?じゃ、俺がいただくよ〜♪」
「おいおい、やめた方がいいよ!針でもくっついてんじゃねーか?」
「いやー、でも腹減ったよ!我慢できねーよ!食いにいっちまうよ!全部俺のもんだ」
「お、おい、俺のイワシまで食うなよな!俺の・・・」
「やーーー、頂きじゃー!!」
「えーい、怪しくなんかねー!オイラはこっちのをいただきじゃ!」
「え、え、え、オイラの分がなくなっちゃうよ!オイラはこっちのだ」
「アタタタタタ」
「ヒエー」
こんな感じかと・・・?