釣人料理 イナダ

刺身、あら煮、塩焼き・・・イナダ料理は飽きやすいのが特徴です。釣りに行って、2,3日もすると「飽きた〜」なんてメールがきたりするターゲットです。
なんと、なんともったいない!料理の素材として活用していくととても美味しくて手軽な魚です。こんなに捌きやすい魚もなかなかないモノです。今回は沢山の料理に変身しました。
●イナダチゲ

イナダの身はお好みサイズで角切りに(基本的に調理前は塩をして30分くらい置きましょう)します。豆板醤、ニンニク、コチュジャンを油で炒め、熱湯を注ぎ味噌ベースで塩・こしょう・醤油少々で汁を調味します。具はやはりお好みですが、今回は大根・ニンジン・長ネギを具にしましたが、豆もやし・ニラ・白菜なんかが入っていても美味しいかも!最後に卵を流し込んで完成です。妻絶賛の一品!!
●イナダのグリルトマトソース添え

簡単朝飯メニューです。塩こしょうしたイナダに小麦粉まぶし、オリーブオイルで焼きます。これにあらかじめ用意しておいたトマトソースを添えるだけ。
●イナダアラの煮付け

アラの料理は結局これに尽きますね。今回はレンコンを共に煮ましたが、イナダとレンコンは合いますね。醤油・砂糖・みりん・酒の基本調味料で煮付けます。生姜を忘れずに
●イナダの唐揚げ蕪煮

蕪はおろし金でおろします。今回は5つ使いました。だし汁を醤油少々・塩で調味し、蕪を入れコトコトと煮ていきます。次第にあま〜くて美味しい蕪汁が完成します。最後に片栗でとろみを付けます。
イナダは片栗粉をまぶして唐揚げにします。これを蕪汁にいれて完成です。汁と唐揚げを絡めて食べて下さい。イナダのような魚だからこそ上品な蕪と合うのかもしれません。
●イナダの薬味和え

新鮮なプリプリのイナダを小切りにします。3センチほどに切った小ネギ、刻みシソ、刻みミョウガ、シソに和えて、普通に醤油を付けて召し上がれ♪何よりも新鮮なワカシやイナダでやると美味しいですね。
●イナダの磯辺チーズフライ

少々大きめのそぎ切り&薄目のイナダの身を用意します。これを、シソ・適当な大きさに切った海苔・チーズを巻いて、楊枝で留めます。小麦粉→卵→パン粉をまぶしてフライにして完成です。いんや〜、ホントうまいっす♪楊枝にさしてあるので、チビご機嫌です。
●イナダのタルタル風

ようは、イナダの洋風のたたきです。白ワインビネガー、塩、粉こしょう、オリーブオイル、レモン汁で調味します。イナダは丁寧に叩き、お好みの薬味を和えます。今回はニンジン・タマネギなどですが、エシャレットやシソ、バジルなどいろいろ試してみると面白いですね。これというモノはないです。とにかく冷やして食べます。凍る寸前くらいが美味しいです。
●イナダとアサリのクリームペンネ

細かくしたイナダの身をバターを使いフライパンでよ〜く炒めます。次に塩抜きしたアサリを少なめの水で煮て、全部開いたら中身を殻から取り出します。煮汁は捨ててはいけませんよ!煮汁に白ワインを加え沸騰させ、剥いた身とイナダを入れて、あらかじめ作っておいたベシャメルソース(基本のホワイトソース)を加えます。完成時はどろどろの状態にしたほうが、ペンネに良く絡んで美味しいですよ。甘みを出すためにタマネギのスライスも一緒に煮るといいでしょう。次にペンネパスタを茹でて、イナダ入りホワイトソースに絡めて完成です。パセリ粉などで緑を入れると美味しそうに見えます。これは今回の料理で一番美味しかった・・・気がする。