「おめで鯛」 レンコダイの煮付け

 ホッコリ♪
一言に鯛と言っても、本当に「鯛」の鯛もいれば、「鯛」じゃないのに鯛の鯛もいますよね。マダイ、レンコダイ(キダイ)、ハナダイ(チダイ)なんかは前者。イシダイ、アマダイ、キンメダイなんかは後者ですね。
実は私、以前はまったくこの鯛って奴に興味がなかったのですが、ある時釣って食べた「レンコダイ」の旨さから、少しずつ鯛という魚への恋心を募らせるようになっていきました。
このレンコダイ!お正月や祝いの膳にて、尾頭付きの塩焼きにされて登場するのが一般的ですが、釣ってきたモノを刺身や煮付け、塩焼き・・・そして、鯛飯なんかで食べるととても美味しい魚です。やや暖かい海を好みまして、遠く小笠原の方でもたくさん漁獲されます。
先日、相良坂井港の福神丸へアマダイ釣りに行ったとき、30㎝クラスの良型のレンコダイが釣れました(その前のとび島丸でのオニカサゴの外道でも良型が一枚釣れて、最近はレンコづいています)。チビが煮付けで食べたいとせがむので、煮付けてみましたが、ホッコリしていて甘い身は最高のおかずとなりました。
鯛などを煮るときは「甘めの濃いめ」が私流です。醤油:酒:みりん:砂糖=1:0.8:1:0.8くらいでしょうか。メバルなどを煮るときは水も加えますが、鯛の時は加えません。煮付けの味付け・・・自分流をあれこれ考えて作ると美味しいばかりでなく、煮付ける事自体が楽しいモノですよ。
お〜っと、生姜一かけを忘れずに!