最上級サバ三昧!


今日は一昨日の釣果のサバを、私がどんなふうに調理して楽しんだかを一挙に紹介しちゃいます。皆さん!はっきり言って、ワラサなんかより全然美味しいんですよ。この他に鯖のみりん干し&みそ漬けもあるんです。何にしても美味しい鯖。「鯖の魚権向上委員会委員長」に自ら立候補です。
●サバの刺身
 
左は釣った日、右は翌日の刺身です。見てください!翌日でもこんなにピンシャンしたお刺身で、角がしっかり立ちます。持ち帰り方次第でこんなサバ刺しを楽しめます。
私のこだわり・・・①ツマは使わないで盛る。その方が釣り人料理っぽいですし、魚のそのままの味を楽しめます、②皿はしっかり冷やす、③ワサビは、粉ワサビ1+チューブワサビ1・・・そんなところです。お試しあれ!
●サバの炙り

ガスコンロでもしっかりと炙れます。両面を良く焼き、皮面は少々焦がした方が美味しいです。包丁を入れるとすぐに皮が剥がれてしまいます。そこで、少々冷凍庫において表面を凍らせてしまいます。そうすると、「あら、不思議!」綺麗な平造りにできるのです。好みで生姜、刻みシソ、刻みミョウガ、ネギなどをあしらいます。
●シメサバ

3枚におろし、塩で30分から1時間冷蔵庫で絞めます。さっと酢水で洗い(締まっているので私は冷水でもいいと思います)、酢300ccに大さじ1くらいの三温糖を溶かしたもの(これに好みで拭った出汁昆布を漬けいれます)をサバが浸るように適量作ったものに漬けます。好みにもよりますが、私は夜漬けて、翌朝取り出し、キッチンペーパーで余分な酢を拭い、ラップに包んでおいて夜の晩酌で食すことをおすすめします。ずっと漬けとくと漬かりすぎてしまいますから、朝あげておくといい塩梅のまま夜に食べられます。
そのままワサビ醤油でたべても美味しいですが、刺身もあるので刻みミョウガ&シソをたっぷり添えて一緒に食べてみました。これが絶品!!!
●サバのたたき

鰺のたたきの鯖版です。生姜、小ネギ、長ネギ(好みで味噌を入れればナメロウになります)と一緒に叩いて完成です。これを焼けばさんが焼きになります。
好みで一味やニンニクを入れると一風変わってまたそれも良しです。
よく叩くとねっとりしてきますが、鮮度がいいので問題なし。それもまた珍味です。私はちょっと叩くくらいが美味しいと思います。
●鯖のグリル

3枚におろし、塩をして30分おきます。出てきた水分を拭い、乾燥バジル、粉こしょうをしてオリーブオイルでしっかり焼きます。
ピーマンをオリーブオイルで炒めたものを添えると美味しいです。ピーマンは鯖を焼く前に炒めておきましょう。鯖を焼いた脂で炒めると美味しくなくなります。
●鯖の竜田揚げ

今回は3枚におろした身を半分にして大きめにあげましたが、そぎ切りにしたものを使ってもいいでしょう。
*付け汁:醤油:1、酒0.3、みりん:0.5、おろしニンニク&おろし生姜少々
これに30分から1晩、お好みの時間漬けます。これにしっかりと片栗粉をまぶし、180度の油で揚げます。
片栗粉と鯖をビニール袋に入れて膨らまし、シャカシャカと振るとしっかりと鯖に片栗粉がまぶされます。おまけに散った片栗粉で周りが汚れないので助かります。試してみてください。
竜田揚げは焦げやすいので目を離してはいけません。二度揚げの必要はありませんよ。
竜田揚げは茶色いので、最後に緑のものを何でもいいので添えると美味しそうに見えます。小ネギを散らすのもいいですし、クレソンやシソなどを添えるのもいいでしょう。
●鯖のさんが焼きチーズ

鯖のナメロウを作って、ハンバーグにします。これをフライパンでこんがりと焼きます。このとき、中はしっかり火を通しましょう。
焼き上がる前に白ワインを少々(50ccくらい好みで)フライパンに回しがけ、蒸し焼きにすると風味が良くなります。
これを皿に取り、シソを1枚とその上に「とろけるチーズ」をのせ、レンジでとろーりとするまでチンします。
・・・実はこの「さんが焼きチーズ」は先日のワカシをハンバーグにして冷凍していたものです。そのようにハンバーグの状態にして冷凍にしておくのも良いですよ。