モロコ対決

関東ではクエと呼んでやることが一番庶民的なのでしょうか?刺身、焼く、煮る、揚げるといった、基本的な調理法がいいかと思います。アラのゼラチン質は絶品ですが、沢山食べられるものでもありません。
個人的には煮込みが一番美味しかったですが、冬になればこの魚は鍋将軍なんだと思います。ゼラチン質の豊富な魚でしたが、そうそうそのプルンプルンが沢山食べられるものでもありません。1匹釣れたら、20人は仲間を集めて鍋パーティがベストかもしれませんね。
●クエのあら煮

頭とかカマとかヒレとか…煮るしかないんですね。それ以外浮かばないです、アイデアが…。ということで、いろんな部位を煮てみましたが、ヒレが一番美味しかったかと思います。
●クエの刺身

ピンクのは「ホホ」の刺身です。白いのは、背身です。淡泊ですが大味です。美味しいんですが、沢山は食べられない…複雑な心境です。
●クエの煮込み

今回の調理でナンバー1でした。いわゆる「モツ煮」の魚版です。胃袋のシコシコ感がたまりませんでした。野菜はニンジンと大根。散らしの長ネギは忘れてはいけません!煮込んだ翌日はかなりマイウーでした。
●クエの唐揚げ

嫁が味付けして婆さまが上げた「嫁姑の合作」です(笑)不味くても美味いと言わなければいけないところですが、いやはや本気で美味しい唐揚げでした。モロコの脂がちょっとしつこい感じも正直否めませんが…
●クエと夏野菜のモッツァレラチーズ焼き

別にクエでなくても白身の魚ならなんでも美味しいんだと思います。茄子とかトマトはチーズと合います。
●クエの湯引き

普通に刺身にするよりも、湯引きにしたり焼き霜にしたほうがこの魚はグンとおいしさを増すと思います。大きければ大きいほど刺身は大味になりますので、上手にサクにして湯引きや焼き霜にする事を私はオススメします。