オマツリ

船上での「オマツリのほどき方」・・・意外と触れられないテーマです。
船釣りをしていて思いますが、腕が立つ人ほどオマツリ解きが上手なものです。船長や中乗りさんが来る前に、スルスルとオマツリを解いてしまうオジサマを見ると、「お〜!!」と思うのは私だけでしょうか?

船釣りではオマツリはつきものです。オマツリしてしまって、「イラッ」としてしまった経験は誰でもあるのではないでしょうか?たいていの場合、その理由は相手にあると思ってしまうのが釣り人(笑)
その理由が誰にあれ、きれいにさっと解けてしまえば、それでよし!と、思うのも釣り人(笑)
だれが解こうとすったことはありません!自分の釣りに支障がなければそれでよし。釣り人とは、いささか自分勝手な生き物であります(笑)(※俺は違うぞ!!などと、まじめに受け止めないでくださいね)

それを上手に解くにはどうすればよいか? 船長などのオマツリ解きを見ながら、常に観察&勉強しております。

胴付き仕掛けが、オマツリしてしまった場合、
『絡んだまま仕掛け全体を船上に取り込まない』
これが大前提となります。

1. オマツリしたもの同士の竿と竿を離す
2. 糸をピンっと張っておく
3. 上から順にはずしていく
4. どうしてもはずせない時は、からんでいる枝スの付け根を切り、切った枝スの針を引いて、枝スを抜き取ってしまう

こんな単純な点などを心がけていれば、比較的容易に外せてしまうものです。イカ釣りのブランコ仕掛けもこんな感じで外せます。
船上で
「張って〜!張って〜〜!!」(※愛しの番ちゃんも、そう叫びます)
「オモリは海面に垂らしておいて〜」
などと船長や中乗りさんが叫ぶのは、こんな手順がゆえであります。ご参考まで